【裏ワザ】自動車保険の選び方
今回は「自動車保険」のお話しです。
とは言っても、若い人の自動車所有離れが進んでいる今、もしかすると需要の少ないネタかも知れません。
ただ、実は保険選びの重要なポイントにも触れているので、自動車はカンケーないなぁっていう方も、マーカー部分だけでokなので、ざっと目を通してみてください。
「保険の選び方」が一番わかりやすい。
車を運転するとき、自動車保険に加入していない状態で、運転したいですか?
加入していない状態で、運転する勇気ありますか?
これは運転者の視点ですね。
では逆の視点から見てみましょう。
自動車保険に加入していない人が運転していたら、外に出られますか?
きっとその人は、保険料が払えなかった(払うのが嫌でケチった)んだと思います。
この人、運転して大丈夫ですか??
他人のこと考えていますか??
安全運転してくれますかね?
自己中運転してませんかね?
もし、事故の被害にあったら、
逃げそうですか?
きちんと謝罪して、賠償してくれそうですか?
自動車保険の保険料すら払わないのに、あなたにお金を払ってくれますか?
そもそも払えますかね??
実際、自動車保険の加入率は7割ほどです。(2020年現在)
逆から見ると、
10人中、3人は自動車保険に入っていないんです。
これを考えると、正直怖くて外を歩きたくないです。
自動車保険の話って、いろいろな保険を請求する状況がイメージしやすいんですよね。
若いから入院しないとか、死なないって思っている方も、
事故に遭っても相手がお金を払えなかったら、お金受け取れませんからね。
人間社会で生きるリスク。意外と身近にありますよ。
では、本題です。
保険請求をする状況を想像して考えてみましょう。
【裏ワザ】視点を変えればわかる!
みなさん、自動車保険を選ぶ基準はなんですか?
安さ? 保障の手厚さ? 事故対応?
正論です。
正論ですが、私(保険ショップで店長やって、個人では生産性全国5位、店舗は3位の成績まではとったので、まぁまぁ詳しいと思います。)は違う視点で考えます。
先に結論です。
- 加入者数が多い保険会社を選ぶ。(これが裏ワザです)
- 預貯金ではカバーできない保障には必ず入る。
- 預貯金でカバーしたくない保障は、保険料と見比べて取捨選択する。
まずは❶「加入者数が多い保険会社から選ぶ」について。
自動車同士の事故をイメージしてください。
事故を起こしたら、保険会社に連絡します。(警察と救急にもお願いします)
自分はA損保、相手はB損保に入っているパターン。
自分はC損保、相手もC損保に入っているパターン。
どちらの方が、対応が楽でしょうか?
どちらの方が、支払いで揉めないでしょうか?
例えば、子供がケンカをしました。
Aさんの子供と、Bさんの子供が怪我をしたパターン。
Cさんの子供(兄)と、Cさんの子供(弟)が怪我をしたパターン。
どっちの方が対応が揉めないでしょうか?
保険会社(親)が別々だった場合、どちらがどれだけ負担をするか、揉めます。
保険会社(親)が同じだった場合、財布が同じなので、支払いまでスムーズです。
これは、保険会社の視点で考えればわかりますよね。
相手と同じ保険会社だった場合、
被害者になった時は、お金を受け取りやすい。
加害者になった時は、支払いがスムーズ。お金で揉めにくい。
これポイントです。
(この話は保険会社の人も言ってました。)
調べ方は、「自動車保険 加入者数 保険会社別」で検索すれば、その時々の目安がわかると思います。
続いて、❷「預貯金ではカバーできない保障には必ず入る」について。
これはわかりやすいですかね。
駐車場でコンビニに突っ込んでしまったら、営業損失を請求されるかも知れません。
まぁ億単位ですよね。。。
人を轢いてしまったら。
億もありますよね。。。
なので、自動車保険の対人・対物は無制限にした方がいいと思います。
そして、これは個人的なお願いですが、
対人・対物は必ず無制限にしてください。
対人・対物無制限じゃない車には近づいて欲しくないです。怖いです。
❸「預貯金でカバーしたくない保障は、保険料と見比べて取捨選択する」について。
これについては、ご自身のお財布と相談してください。
(おまけウラ話)医療保険・がん保険・生命保険に入っておいた方がいいワケ
おまけネタ。ある意味ウラ話です。
医療保険、がん保険、生命保険。これに入っていてくれると助かる人がいます。
家族以外です。。。
さぁ、誰でしょう。
。
。
。
実は、お医者さんです。
想像してみてください。
もし自分がお医者さん(病院側)だったら。。。
患者さんが来ました。治療中は収入が減るかも知れません。
この患者さんは、ガッツリ入院させて治療したとして、ちゃんとお金を払ってくれるでしょうか???
「貯金通帳みせてください」なんて患者さんには言えないですよね。
この患者さんが入院費を払ってくれる保障は?
これ意外と気にする医療関係者が多いです。
(この話は医療関係の方が保険相談に来たときにボヤいてました。 参考までに→「治療費 未払い」)
入院や手術をした時、ガン診断をされた時、何かの病気怪我で末期の時、
お医者さんに、ちゃんと保険に入っている事を伝えてあげてください。
あまりいい事ではないかも知れませんが、対応が変わる事もあるそうです。
これも、先ほどと同じで、視点を変えればナルホドってなりますよね。
保険を考える時、自分以外の視点、家族以外の視点で考えることがヒントになる事もあります。
ぜひお試しあれ。